1422人が本棚に入れています
本棚に追加
/300ページ
「僕らの大切な右京様に…何してるんだよ!」
咲真「そ…そんな酷いこと言わなくてもいいだろ!?第一俺は右京の恋人なんだ!キスするくらい良いに決まってる!!」
最初に咲真の胸ぐらを掴んだ親衛隊の者は、強い殺意を覚えた。
こんなやつが来るまでは…
何一つ変わらない日々を送っていたのにっ…
その殺意を籠った瞳を見た咲真は、怯んだ。
そして、
咲真「どーしてそんな顔してるんだよ!!」
咲真は拳を振り上げる。
彼の瞳は、明らかに親衛隊の者に向けられていた。
殴られる…
そう感じた時、
明らかに人を殴った音が響く。
そして彼の前から…
誰かが倒れるように崩れ落ちた。
そして、状況を察して…
彼は悲痛のあまり叫んだ。
何故この人が…
「ーーーーーー真白様っっっ!」
最初のコメントを投稿しよう!