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真白「このくらい大丈夫ですよ?痛くありません」
心配そうな表情の朱里さんと、相変わらず無表情の右京さんにそう伝えると…
朱里「…このくらいって…かなり痛々しいと思うが…」
いいんちょさんは納得がいかない様で、まだ心配の表情をやめません。
むぅ…大丈夫なのですけどねぇ…
どうやらこのいいんちょさんは、すんごく心配性のようですね…
その時、がらりと扉が開いて…
陽斗「大丈夫?!」
亜也「生きてるかっ!?」
日向くんと、かいちょが叫びながら入ってきました。
そしてその後ろからふくかいちょと、八城さんが。
生徒会の皆様は僕の目の前にいらっしゃいました。
あれ、こう考えたら…
人気者の方たちに囲まれて、何様なんだって感じですよね僕…
あれですかね…
いつかは僕もリンチとかされちゃうんですかね…
あぁ…3秒くらいでノックアウトしそうです…
陽斗「どーしたの!?真白くん!?」
ありゃ…虚ろになっていたら、日向くんに肩を持たれてぐわんぐわん揺らされました。
真白「にゃ…大丈っ…ぶです…」
どちらかというと、今のこの揺れに酔いそうです。
八城「…陽斗……ましろ…可哀想…めっ…」
徐々に顔色が悪くなっている僕に気がついて、八城さんは日向くんを止めてくれました。
あぁ…八城さんが神様に見えてきたのですうう…
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