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陽斗「ご…ごめんねぇ…真白くん…」
しゅん…と項垂れる陽斗くんに、八城さんは優しく陽斗くんの頭を撫でる。
真白「…大丈夫ですよ?日向くん。心配かけてすみませんでした。」
日向くんに声をかけると、ごめんね…と謝っているのが体から滲み出ていらっしゃいました。
陽斗「ほんと…?じゃあ真白くん!俺のこと、陽斗って呼んでよぉー!」
真白「陽斗くん…ですか?」
何故急に?そう思いながら呼ぶと、陽斗くんは凄く嬉しそうな顔をして何度も頷きました。
八城「………ま…しろ…」
すると、近くにいた八城さんもじっと此方を見つめていて…
ぱふっと抱きつかれてしまいました。
八城「……おれ…の事も……凜って…呼んで…?」
真白「…り…凜さんですか?」
良いのかな…と思いながら、そう呼ぶと抱き付くのが離れて、ふにゃあと柔らかく微笑まれた。
わ…わんこです…
僕の大好きなゴールデンレトリバーなのですううぅうううっ!!!
ついつい衝動でぎゅうううっと抱きついてしまいました。
八城「ま…しろ…かわい…」
陽斗「…二人ともずるいよぉー!俺も混ざる!!」
その上からまた、陽斗くんが抱きついてきて…
なんかよく分からないことになってしまいました…
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