新入生歓迎……鬼ごっこ…?

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ーーーーーーー それから、いいんちょが話したのは… 咲真くんの事でした。 咲真くんは一週間の停学、風見くん?っていう親衛隊の人達はお咎めなしでした。 真白「………咲真くん…大丈夫でしょうか…」 その事を思い出して、そう呟くと… 右京「殴った奴の事心配すんな。」 そう右京さんに言われました。 あのあと、咲真くんの話を聞いて、僕は凜さんにおんぶされて寮へと戻ってきました。 そして今は、保健室から帰って… 右京さんと部屋にいます。 皆が心配そうに此方を見つめながら去っていった時は…どうしたのかな?と思ったのですが… 右京さんと僕で部屋に入って、やっと分かりました。 真白「………右京さん」 ぽつりと名前を呼んでみる。 右京「………なんだ」 相変わらず無表情だけど、綺麗な右京さんの顔、 低くて、甘い声。 高身長で、ほどよく筋肉がついてるんだろーなっていうスタイル。 改めて…この人は完璧な人ですね。 今日の事で、右京さんの人気を実感してしまったというか… 大天使さまとか言われてましたし… 真白「……う…」 右京「………?」 そんな人と同じ部屋なんて… 緊張で何をしていいかわかりませんんん… 真白「……失礼しましたっっ!」 とにかく… 自分の部屋にだっしゅですうう 僕はついついその場から逃げてしまいました。
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