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右京さんから逃げて、そのままベッドにダイブする。
何で………こんな反応しちゃったのでしょうか……
明日、謝らなきゃですね………
そう思ったあと、
真白「ふわぁ……」
疲れていたのか、自然と欠伸がでた。
寝る体制に入りながらも、ゆっくりと今日の事を振り返ってみる。
鬼ごっこ…………走るの嫌いな僕にとっては苦手分野でしたが、
真白「とても……楽しかったな……」
凄く楽しかった。この学園の一員になれた気がして。
真白は呟き、どんどん重くなっていく瞼を降ろしていく。
そういやぁ………逃げる側が持っているはずのバッジ……
僕のはどこに行ったのでしょうか………
あのバッジは………鬼に捕まらない限り……自分が持っているはずなのに…
そう考えたあと、真白はとうとう眠りについた。
心残りのバッジの在り処と、右京への申し訳なさを残して。
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