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はて…?何故かいちょが…?
ん?と首を傾げていた真白だったのだが、
藤咲「早く行ってきなよ」
そう言われ、壇上に上がっていく。
真白「…あの…いつの間に…?」
亜也「真白が来たくらいにたまたま捕っておいたんだ。まさか…あのあとあんな事になるとは思わなかったけどな。」
なるほど…そうですか…
真白「…それで…願いとは…なんですか?」
僕に叶えられる事なんて…そうそう無いと思うんですけど…
そう尋ねると、
亜也「俺に付き合え。デートするぞ」
そう言ってかいちょは楽しそうに笑いました。
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そして、その週の日曜日。
陽斗「わぁ!見てよ真白くん!楽しそうな乗り物がいっぱい!」
真白「…そうですねっ!遊園地なんて久しぶりです!」
亜也「……どうしてこうなった…」
右京「……それは、俺のセリフだ。」
生徒会集会が終わって、真白と亜也はデートをすることになったのだが…
それは見事にその直後に打ち砕かれたのだった。
亜也「……なんで…なんで陽斗の願い事があれなんだよ…」
陽斗「だってぇ…会長と真白くん二人っきりにしちゃったら食べちゃうでしょー!」
鬼ごっこを見事に逃げ切った陽斗。
その彼の願い事は、『会長と真白のデートに右京と同行すること』だったのだ。
亜也「……まぁそれは仕方がない…仕方なくは無いけど…だけど、なぁ…」
朱里「……なんだ?」
亜也「なんで風紀までいるんだよ!!」
メンバーは真白と会長、陽斗と右京だったはずなのだが…
何故かそこには風紀委員長の紫桃までいた。
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