波乱の予感

3/16
前へ
/300ページ
次へ
はて…?何故かいちょが…? ん?と首を傾げていた真白だったのだが、 藤咲「早く行ってきなよ」 そう言われ、壇上に上がっていく。 真白「…あの…いつの間に…?」 亜也「真白が来たくらいにたまたま捕っておいたんだ。まさか…あのあとあんな事になるとは思わなかったけどな。」 なるほど…そうですか… 真白「…それで…願いとは…なんですか?」 僕に叶えられる事なんて…そうそう無いと思うんですけど… そう尋ねると、 亜也「俺に付き合え。デートするぞ」 そう言ってかいちょは楽しそうに笑いました。 ーーーーーーーー ーーーー そして、その週の日曜日。 陽斗「わぁ!見てよ真白くん!楽しそうな乗り物がいっぱい!」 真白「…そうですねっ!遊園地なんて久しぶりです!」 亜也「……どうしてこうなった…」 右京「……それは、俺のセリフだ。」 生徒会集会が終わって、真白と亜也はデートをすることになったのだが… それは見事にその直後に打ち砕かれたのだった。 亜也「……なんで…なんで陽斗の願い事があれなんだよ…」 陽斗「だってぇ…会長と真白くん二人っきりにしちゃったら食べちゃうでしょー!」 鬼ごっこを見事に逃げ切った陽斗。 その彼の願い事は、『会長と真白のデートに右京と同行すること』だったのだ。 亜也「……まぁそれは仕方がない…仕方なくは無いけど…だけど、なぁ…」 朱里「……なんだ?」 亜也「なんで風紀までいるんだよ!!」 メンバーは真白と会長、陽斗と右京だったはずなのだが… 何故かそこには風紀委員長の紫桃までいた。
/300ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1422人が本棚に入れています
本棚に追加