波乱の予感

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陽斗「どうするー?誰と誰が入るのぉ?」 入り口についた五人は、陽斗の言葉に疑問を持った。 朱里「全員でだと思っていたのだが、人数制限があるのか?」 陽斗「そぉーなの。最大三人までだから、二人と三人で分かれよぉ」 そして次には、亜也が待ってましたとばかりに手を勢いよく上げる。 亜也「俺っ…!!俺様が勿論真白と入るんだよなっ……!!」 陽斗「うわぁ……かいちょーまだ自分の事俺様っていうクセ取れてないの?そんなんじゃファンの皆に幻滅されちゃうよー?」 亜也「はんっ……ファンって親衛隊の事か…?それなら別にいいんだよ」 冷たい言葉に、真白は何か引っかかり首を傾げた。 何故そんなにかいちょは親衛隊に嫌悪を向けているのでしょう… そいや、こないだの鬼ごっこでもそんな冷たい視線を親衛隊の人達に向けていたような… 陽斗「むぅ……もういい加減考え改めたらいいのにぃ ……じゃあ真白くん!!俺たち二人組で行こうかっ…!」 考えごとをしている間に、陽斗くんの手はがっちりと僕の腰にまわっていました。 真白「……ふぇ…?」 亜也「なっ…!?おっ…おい陽斗!!!俺の話聞いてたのか!!?」 慌てて陽斗を止めようと手を伸ばす亜也だが、それは陽斗によってヒラリとかわされる。 陽斗「委員長!!二人がちゃんとお化け屋敷入るようにしといてねぇー!!」 そしてそのまま、僕は陽斗くんに連行されてお化け屋敷に進みました。
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