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さてさて、遊園地に行ってから二週間が過ぎました。
もうすっかり梅雨のシーズンなのです。
そのためか、クラスの皆さまはテンション低めなのです。
………………いや、それだけが理由ではないですね。
実はあの遊園地以来、
右京さんはこの学園にまだ戻ってきてはいません。
右京さん……今頃何しているのでしょうか……
そう思っていると、
陽斗「真白くん?どうしたの?考えごとー?」
陽斗君に心配されてしまいました。
真白「いえっ………あの、右京さん…いつ帰ってくるのかなと…」
そうつい本音を言うと、陽斗くんは頭をなでなでしてくれました。
陽斗「右京の事気になるんだ?」
そう言われ気が付きます。
そういや、何で僕はこんなにも右京さんを気にしているのでしょうか。
つい考えこんでしまい、陽斗くんに首を傾げられてしまいました。
きっと……僕の事を助けてくれた人だからですよね!!
そう自己完結して、何でもないです!と陽斗君にそう言っておきました。
そういや、あの日からもう一週間過ぎて……
咲真くんは学校に復帰しました。
咲真「なあ!!真白!!まだ俺らが名前交換ゲームしてると思ってる奴らがいるんだ!!俺がキモくて目障りな訳ないのに!!きっとあいつら真白と俺を間違えてるんだ!!!」
ああ、噂をすれば彼ですね。
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