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ええと………
これはどういう状況なのでしょうか……?
風紀会室に連れられた陽斗くんと僕なのですが……
何故か、僕はいいんちょの片膝に座っている状況なのです。
真白「…………何故でしょう…?」
どうしてこうなったのでしょうか…そう思っていると…
陽斗「ほんとぉーにねぇ……」
左隣にいる陽斗君も意味が分からないと首を傾げました。
陽斗くんもいいんちょの左側の膝に座らされているのです。
陽斗「…ちょっとー委員長、用があって俺らを呼んだんじゃないのぉ」
むーっとして陽斗くんが委員長に訴えれば、
朱里「………少し、癒されようと思ってな」
そう平然といいんちょが返しました。
陽斗「こんなの!!真白くんだけでいいじゃんっ!!」
朱里「何言ってるんだ。陽斗がメインに決まっている。」
陽斗「本当に…………時々言う、笑えない冗談やめてって言ってるでしょぉ!」
軽く言い争う二人。
いいんちょの表情が、凄く愛おしそうで、そして少し悲しげなのは…
何故でしょうか…?
そう思っていると、
朱里「まあ、ふざけるのは大概にして……」
いいんちょは僕と陽斗くんをひょいっと立たせました。
……………僕も、頑張ったら同じことできるんですからね……っ…(; ・`д・´)
朱里「………本題に入るとするか」
そういいんちょが言った途端、
ガチャっと風紀会室のドアが開かれました。
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