そろそろ学校に慣れましたかね。

4/18
前へ
/300ページ
次へ
ええと……… これはどういう状況なのでしょうか……? 風紀会室に連れられた陽斗くんと僕なのですが…… 何故か、僕はいいんちょの片膝に座っている状況なのです。 真白「…………何故でしょう…?」 どうしてこうなったのでしょうか…そう思っていると… 陽斗「ほんとぉーにねぇ……」 左隣にいる陽斗君も意味が分からないと首を傾げました。 陽斗くんもいいんちょの左側の膝に座らされているのです。 陽斗「…ちょっとー委員長、用があって俺らを呼んだんじゃないのぉ」 むーっとして陽斗くんが委員長に訴えれば、 朱里「………少し、癒されようと思ってな」 そう平然といいんちょが返しました。 陽斗「こんなの!!真白くんだけでいいじゃんっ!!」 朱里「何言ってるんだ。陽斗がメインに決まっている。」 陽斗「本当に…………時々言う、笑えない冗談やめてって言ってるでしょぉ!」 軽く言い争う二人。 いいんちょの表情が、凄く愛おしそうで、そして少し悲しげなのは… 何故でしょうか…? そう思っていると、 朱里「まあ、ふざけるのは大概にして……」 いいんちょは僕と陽斗くんをひょいっと立たせました。 ……………僕も、頑張ったら同じことできるんですからね……っ…(; ・`д・´) 朱里「………本題に入るとするか」 そういいんちょが言った途端、 ガチャっと風紀会室のドアが開かれました。
/300ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1422人が本棚に入れています
本棚に追加