そろそろ学校に慣れましたかね。

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風見「前々から生徒会の皆様へのあのような態度…正直親衛隊はよく我慢した方だと思います。」 陽斗「まぁ…普段の親衛隊ならもう制裁してもおかしくなかったよねぇ…」 親衛対象の者に近付いた者達を次々と制裁して排除する親衛隊。 …………それが今のこの学校での親衛隊のイメージだ。 風見「親衛隊が、生徒会の皆様やら右京様に嫌われているのは承知していました。でもそれでも、いつの間にか歯止めが効かなくなってしまう隊員が多数いて…」 陽斗「こないだの一件で…その子達の限界は越えたとぉ?」 真白「………悲しいです。」 その時、ずっと黙って必死に話に着いていっていた真白はそう呟く。 何が悲しいのか。 陽斗「ねぇ真白くーーーー」 バタンッ 陽斗が真白にその言葉の意味を聞こうとしたとき、突然扉は開かれた。 藤咲「ねぇ風紀委員。ちょっと目を離した隙に咲真が親衛隊の奴等に連れてかれたみたいなんだけど。一体何の仕事してたの?」 そして出てきたのは、いつもの爽やかさなど微塵も感じれないくらい怖い形相をした藤咲だった。 紫桃「茅野が親衛隊に?」 紫桃も眉間に皺を寄せ、急いで無線で誰かと連絡を取って、そして陽斗達に向き直った。 紫桃「風紀委員の何人かに先に行かせた。俺達も向かうぞ。」 ーーーーーー
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