そろそろ学校に慣れましたかね。

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咲真「なんなんだお前ら!!また真白と俺を間違っているんじゃないのか!?」 目の前にいる女みたいになよなよした奴等を見た。 こいつらも俺に向かって嫌な目線を向けてっ… どーしてこうもこの学校に来てからこんな目にあうんだ…!! 「あんたが素敵な方々に付きまとうから僕たちが制裁しに来たんだよ!!」 咲真「だからなんで俺にそんなことするんだ!!!俺は愛されるべき人間だろ!?また真白と間違ってるんじゃないのか!?」 「真白様な訳無いでしょ!!あの方は美しいの!!それに、あの方のおかげで右京様の雰囲気が優しくなったし、親衛隊の事庇ってくれたんだよ!!」 咲真「どーしてそう真白ばっかり褒めるんだ!!」 真白よりずっと俺の方が良いのに!!!! 真白がそんな褒められて俺が褒められないのか分からない!! 親衛隊の奴等は悪い奴等だ!と改めて感じたとき、その中の一人が手を出そうとした。 俺にそんなことして良いわけないだろ! それに上回るように目の前の奴を殴ろうとした。 その時、 紫桃「やめろ。また停学になりたいか?」 俺が苦手なやつが、俺の手を掴んだ。 ーーーーーー いいんちょの後ろをついていく。 運動音痴の真白は皆より少し遅れるわけで、はぁはぁと必死に足を動かした。 咲真くんも親衛隊も悲しいです。 …………とてもとても悲しいです。 さっきの話を聞いて、そう感じた。 どっちも誰かに好かれたい。好きでいたい。っていう…温かい感情からなのに。 どうしたら皆はっぴーなのでしょうか… 右京さんに僕が助けてもらったみたいに。 僕も誰かを助けれるような…そんな風に、なってみたいのです。 そう思って必死に走っていると、何人かが立っているのが見えて… 紫桃さんに腕を掴まれている咲真くんと目が合いました。
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