そろそろ学校に慣れましたかね。

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真白「わくわくですね…!」 初めての大浴場にドキドキがとまりませんっ! ついつい頬の筋肉が緩んでしまいますうう… 真白「毎日でも来ちゃいたいですね…!」 ね?と右京さんの方を見てみると、右京さんは何の反応も見せてくれません…。 むー良いですよ!僕も黙って着替えるのです! 真白は着ていた服を脱いで、タオルを腰にまいた。 真白「右京さん!温泉いきましょっ!」 そして右京に声をかけた真白だったが… 右京「……………。」 右京は微かに驚いたように目を見開いたあと、真白からふっと視線をずらした。 雪みたいに白くて、華奢な身体… 右京「……真白。絶対来るときは俺か朱里か陽斗と行くことにしろ。」 そしてそう言った右京の真意を、 真白「ふぇ?何でですか?」 真白が分かるわけなく…… もう一度盛大なため息をつかれるのは、言わずもがなだった。 ーーー 真白「右京さん!身体洗いましたよ!!温泉入りましょ…!」 そんなに大きな風呂に入るのが楽しみなのか、真白はキラキラと目を輝かせて右京の腕を引っ張る。 右京「分かったから…離せ。」 う…右京さんに宥められてしまいました…! でも楽しみなのです! 二人でまわるように全てのお風呂に浸かって… そして一番大きな薬草のお風呂に落ち着きました! じっと浸かって、ふうと一息をついた真白はついつい右京に目線を向けた。 右京さんは温泉で濡れたせいかいつもより凄い大人な感じがします…! え?僕とは大違いですか…? そんなこと分かっているのですよ!ふー! でも、そんなことより… 真白「なんか、右京さんが居るだけで嬉しいですっ…!」 二週間ぶりの右京さんだ…! 目線があって、ふへへって顔を緩めたら… 右京「………ばーか」 プイってされて、そう言われてしまいました…!(゚д゚lll)
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