そろそろ学校に慣れましたかね。

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深沢「それでプラスとしての資料なんだけど…」 そして深沢は皆の呆然とした姿をよそにまた別の紙を出す。 深沢「真白の能力調査の結果だ。」 そして真白の頭を優しく撫でる。 深沢「おバカそうに見えて物凄く頭いいってのがポイントだよね真白」 真白「おバカそうなのは余計ですぅ…!」 その紙には、学力調査の結果、今までの実績などが書かれてある。 それは誰もが驚く好成績。 それに対しての驚きも加わって、皆は動揺してるようだ。 陽斗「和泉の家系なら、でも納得だね。」 そんな中、陽斗がそう言った。 和泉の何が凄いか。それは人材だ。 どれだけ頑張って努力したところで、もともとの力には敵わない。 そう思わずにはいられないほど、和泉は能力が凄いって聞いたことがある。 真白「兄の方が僕よりずっと凄いのです…!」 そういう真白くん。 これでも十分凄いのに、それ以上に凄い兄がいるのか。 もしかしたら兄と何かあるのかな…?そう思ったけど、そこまではさすがに探れない。 考えていると、やっと冷静になってきた会長が理事長に話始めた。 亜也「次のテストが終われば学校主催の参加型イベントがあります。それで生徒会も忙しくて手一杯なのも事実です。それでもさすがに、一般生徒を生徒会の手伝いになど…」 生徒会長の言葉は筋が通っている。 ………だが、それで引き下がらないのが深沢俊紀という男だ。 深沢「実は生徒会にはプラスでやって貰いたい仕事があってね。それの手伝いを真白にやって欲しいと思ったんだ。」 楽しそうにしながら生徒会の者と真白に見せたのは… 今まで起こった、数多くの親衛隊の制裁での写真。 亜也「……!」 西京「これは、…私たちが知らないものまであります…」 凛「こ、れ……ましろとひな…と?」 一番上に乗せられたのは昨日の写真。 深沢「君たちには、そろそろ学校の統制をして欲しくてね。」 にこりと笑う深沢の言葉は、 これから大きく物事が動くことを示していた。
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