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風見「っっ…!」
勢いよく倒れちゃって、優木くんまで後ろに倒れてしまう。
たまたまソファがあったから、そこに二人で倒れ込んだ。
優木「せ、セーフっすね。」
風見「ご、ごめんね…!」
僕がドジなせいで…!
謝ろうと、顔を上げると…
優木くんの顔がすぐ目の前にあった。
思ったら僕、優木くんに抱き止められてる…?
風見「ふぁ///ごっ…ごめんねっ!!」
早く、早く立ち上がらなければ…!
そう思ってサササーっと、距離をとった。
すると優木くんは…
優木「ははっ…!風見くん、面白いっすね。」
怒らず、何故か凄く笑顔で笑う優木くん。
は…初めて優木くんのそんな笑うとこ見た…。
風見「そ、そんな笑わなくても…!」
でも、笑いすぎな優木くんにむっとしたら、
優木「ごめんって、つい風見くんが面白くて…」
風見「ど…どーせ僕はドジだからっ!」
なんか、恥ずかしくなって拗ねるようにそう言葉を並べた。
風見「こんなドジな僕になんで…!」
こんなはずじゃなかったのに、そのまま本題に入ってしまう。
こんなはずじゃないのに…!
どしよ…と思ってたら、
ポスッと頭に暖かい手が乗った。
優木「風見くん。そんな自分を卑下するような言い方、嫌っすよ。」
そして、柔らかな瞳が僕を映す。
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