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真白「心配じゃないですっ!!」
今まで、皆で準備した作戦。
皆さん凄いので、大丈夫です!!
あ、これ…他人任せって事になってしまうのでしょうか…?
でも、
真白「成功して欲しいって気持ちが強かったら、きっと成功します。だから、大丈夫なのですよっ!!」
僕も、願う事は出来るんですよ!
なんなら、皆よりもーっとずっとずっと深ーく願ってみせるのです!
ね?と右京さんを見ると、なんだか呆れたような表情になってしまわれました。
僕がまた変な事言ったから、呆れてしまったのです…!
うう…としゅんとなると、
次は頬をむにっと挟まれてしまいました。
右京「すぐそう落ち込むな。」
そしてそう言われて、
真白「ふぁ…ふぁい」
手で挟まれている僕は、満足に口が動かせず間抜けな返事でそう返しました。
右京「よろしい。」
ふっと口の端を上げる右京さんはとても格好良くて、
もう一度、がんばらなきゃっ…!そう思いました。
右京「明日の総会、俺も参加するからな」
たまにサボる右京さん。
でも明日はちゃんと参加してくれるって言ってくれたのです。
真白「当たり前ですっ!」
明日、やっと作戦が開始される。
自分も、もっと強くならなきゃです…
ちゃちゃっと強くなってみせますよっ!!そう右京さんに心の中で意気込んで、
真白は、作戦前夜の気持ちの整理をちゃんとつけたのだった。
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