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最終テストが終わるチャイムが学校中に響きわたった。
真白「テスト、終わりましたね。」
先に体育館に集まっていた真白は、チャイムの音を緊張の面持ちで聴いていた。
陽斗「そう固い表情だめだよぉーほら!びよーん」
陽斗はそんな真白の頬をつまみ、みよーんっと伸ばす。
真白「ひっひなとくんっ!」
なんで僕はいじめられちゃうのでしょうか…
もー!!いたいのです!!
凛「こら…陽斗」
伸びる伸びると楽しみ始めた陽斗だったのだが、そこに凛が呆れるようにして入って来た。
凛「めっ…!ましろ…はなして」
真白「ううっ凛さんっ…!!」
やっぱり、凛さんは天使さんですうう…
つい楽しくて、ごめんね?と謝る陽斗くんですが、
やっぱり僕で遊んでいたんですね!!
でも、
………緊張はとれたのです。
もう一度陽斗くんを見ると、にこっと可愛らしい笑顔を見せられました。
僕も、陽斗くんに笑顔を返さなければ!
そう思って、
ニコッと笑ってみれば、
陽斗「っっ…///」
何故か真っ赤な顔で顔をそむけられてしまいました。
真白「………………(._.)」
やっぱり、慣れない事はするもんじゃなかったのです…
凛「まっ…まし…ろっ…!生徒…集まってき…た」
凛さんが気を遣うようにそう話しかけてくれて、目線を向けてみると…
生徒さんがゾロゾロと体育館の中に入って来始めてたのです!!
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