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あっけらかんな顔もしている者もいれば、
驚きで隣の者達と騒いでいる者もいる。
親衛隊アンチの者達はこの上なく喜んでいる。
一気に、体育館が驚きで満たされたのは確かだった。
陽斗「皆静かにぃー!まだ話は終わってないからねぇ」
しかし、その言葉によって生徒全員はステージに視線を向け…
そして、違和感を覚えた。
親衛隊隊長の三人が、凄く強い表情でただ前を見つめているからだ。
陽斗「今までの親衛隊は無くなった。でもねぇ……実は新しく作るんだぁ…」
ふふふっと笑みを漏らしながら話す陽斗の口調に、生徒は翻弄される。
そして、次の言葉に言葉を失った。
陽斗「風紀親衛隊、生徒会親衛隊、そして夕霧右京親衛隊はこれから新たに…学校公認親衛隊として隊を新しく組織する。」
生徒会ですら嫌っていた組織を、学校公認とするなんて…
言葉を失い、生徒が静かな事を良いことに…
続きはかいちょーから!そう陽斗は亜也にバトンタッチした。
亜也「生徒会は公式親衛隊を他の委員会などと同等として扱い、それなりの制度を加えた上…非公式親衛隊との差別化を行う。」
そして、亜也から生徒へ…
公式の親衛隊の説明が行われた。
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