作戦開始!

6/36
前へ
/300ページ
次へ
あっけらかんな顔もしている者もいれば、 驚きで隣の者達と騒いでいる者もいる。 親衛隊アンチの者達はこの上なく喜んでいる。 一気に、体育館が驚きで満たされたのは確かだった。 陽斗「皆静かにぃー!まだ話は終わってないからねぇ」 しかし、その言葉によって生徒全員はステージに視線を向け… そして、違和感を覚えた。 親衛隊隊長の三人が、凄く強い表情でただ前を見つめているからだ。 陽斗「今までの親衛隊は無くなった。でもねぇ……実は新しく作るんだぁ…」 ふふふっと笑みを漏らしながら話す陽斗の口調に、生徒は翻弄される。 そして、次の言葉に言葉を失った。 陽斗「風紀親衛隊、生徒会親衛隊、そして夕霧右京親衛隊はこれから新たに…学校公認親衛隊として隊を新しく組織する。」 生徒会ですら嫌っていた組織を、学校公認とするなんて… 言葉を失い、生徒が静かな事を良いことに… 続きはかいちょーから!そう陽斗は亜也にバトンタッチした。 亜也「生徒会は公式親衛隊を他の委員会などと同等として扱い、それなりの制度を加えた上…非公式親衛隊との差別化を行う。」 そして、亜也から生徒へ… 公式の親衛隊の説明が行われた。
/300ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1422人が本棚に入れています
本棚に追加