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それから、落ち着くまで。
ずっと、皆さんは側にいてくれました。
何故か、少し前の光景と重なって、
また少しなきそうになってしまいます。
その涙を、ぐっと堪えて。
真白「取り乱して、すみませんでした…えと、あと…」
ちろりと皆を見ると、分かったのか凄い柔らかい表情で待ってくれます。
む…なんか恥ずかしいですね…
だけど、伝えたいです。
真白「あ、ありがとう…ございます…っ…!//」
顔があつーくなってしまいますうう…
ちろっと見ると、陽斗くんとかいちょ、優木くんはニヤニヤしてる。
それが、また恥ずかしくなって…
真白「うううー」
そう右京さんの後ろに隠れました。
陽斗「あっ…真白くん!隠れちゃダメだよぉ」
亜也「またこれからの話し合いをしなきゃなんないんだからな」
優木「真白様!安心してくださいよー」
なんか、急に意地悪スイッチがオンになってますうう…
意地悪な顔をしてるのは見なくても分かって、右京の腕にぎゅーとしがみつきました。
最強の右京さんなら、僕を助けてくれます…!!
そんな真白に、右京は溜め息しか出ないのだが…
右京「ほら、お前らやめてやれ。」
一応、事態を収拾するために右京は3人にそう言った。
右京「真白も。」
そう言って、ぐいっと自分の腕にまきついてる真白を外して、
右京「ちゃんと話せるな?」
そう聞けば、こくんと可愛く頷いた。
………可愛くって…なんだそれ。
自分の心の中の声に苦笑いしながら、
そのまま、また生徒会室に皆で戻ったのだった。
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