作戦開始!

14/36
前へ
/300ページ
次へ
それから、落ち着くまで。 ずっと、皆さんは側にいてくれました。 何故か、少し前の光景と重なって、 また少しなきそうになってしまいます。 その涙を、ぐっと堪えて。 真白「取り乱して、すみませんでした…えと、あと…」 ちろりと皆を見ると、分かったのか凄い柔らかい表情で待ってくれます。 む…なんか恥ずかしいですね… だけど、伝えたいです。 真白「あ、ありがとう…ございます…っ…!//」 顔があつーくなってしまいますうう… ちろっと見ると、陽斗くんとかいちょ、優木くんはニヤニヤしてる。 それが、また恥ずかしくなって… 真白「うううー」 そう右京さんの後ろに隠れました。 陽斗「あっ…真白くん!隠れちゃダメだよぉ」 亜也「またこれからの話し合いをしなきゃなんないんだからな」 優木「真白様!安心してくださいよー」 なんか、急に意地悪スイッチがオンになってますうう… 意地悪な顔をしてるのは見なくても分かって、右京の腕にぎゅーとしがみつきました。 最強の右京さんなら、僕を助けてくれます…!! そんな真白に、右京は溜め息しか出ないのだが… 右京「ほら、お前らやめてやれ。」 一応、事態を収拾するために右京は3人にそう言った。 右京「真白も。」 そう言って、ぐいっと自分の腕にまきついてる真白を外して、 右京「ちゃんと話せるな?」 そう聞けば、こくんと可愛く頷いた。 ………可愛くって…なんだそれ。 自分の心の中の声に苦笑いしながら、 そのまま、また生徒会室に皆で戻ったのだった。
/300ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1422人が本棚に入れています
本棚に追加