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そして、次の日から…
こないだの生徒会総会のおかげで学校が目まぐるしく変わっていた。
「あの…僕の隊も、公式親衛隊にして欲しくて来ました…!」
真白「分かりましたっ…!じゃあこちらにどうぞ…!」
次々とやってくる公式親衛隊希望者に、生徒会と風紀は仕事に追われる。
真白も生徒会の補佐を続行して、生徒たちを一生懸命対応していた。
今はテストの成績処理日のために学校は休みだ。
そのため、学校は立ち入り禁止。
生徒会は寮のロビー横の会議室を仮に生徒会室として使っていた。
風見「失礼します…!」
そんな中、風見が部屋の中に入ってくる。
手が空いていた陽斗は、そんな風見に近付いた。
陽斗「由衣ちゃん~どうしたの?」
近付いて小さい風見の顔を伺う陽斗。
そんな陽斗に風見は顔を赤らめた。
風見「由衣ちゃんなんて…女の子みたいなのでやめてくださいっ…!」
陽斗「え~可愛いのにぃ…」
風見「陽斗様の方が可愛いですっ…!」
断固拒否する由衣ちゃんに、仕方ない…由衣くんにするかぁ…と思っていたら、
紫桃「そうだな。陽斗は可愛い。」
知らないうちに、また俺の前に現れた委員長。
陽斗「も~またそんな冗談言ってるのぉ?」
キッと睨むと、委員長には珍しい優しい笑みでこっちを見るもんだから…
なんか、調子狂うよほんとにぃ…
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