作戦開始!

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僕は、何を言ってしまったんでしょう… そうハッと気がついたとき、 陽斗「真白くんっ…!」 部屋のドアが開かれて、陽斗くんが突然入ってきました。 真白「陽斗くん…」 何故、陽斗くんは鍵がかかっていた此処に入れたのでしょう…?そう疑問にも思う。 だけど、右京さんと二人じゃない事実に…少しほっとしてしまった。 陽斗「真白くん、ごめんね。俺がちゃんと想定してなかったせいで…!」 陽斗くんはと言うと、悔しそうにぎゅうううっと僕の首に抱きつきました。 この言い方、 もしかしたら情報通の陽斗くんは、既に知っていたのでしょうか…? 真白「大丈夫ですよ、陽斗くん。」 何故か、右京さんに知られた事だけが悲しくて。 他の皆さんに知られたことは、案外素直に受け入れる事が出来た。 真白「今日の総会で僕が話す機会も作れますか…?」 それに、これをしたのが咲真くんなら。 スゴく作戦の材料として使える。 真白のその真意が分かったのか、 陽斗「ほんと、強くなっちゃって。」 呆れたように笑みを溢した陽斗。 そんな陽斗に、真白もへへ…っと笑みを浮かべた。 そのとき、陽斗の声を聞き付けて右京が部屋から出てくる。 右京「陽斗。お前また勝手に生徒達の部屋の鍵作ってるのか」 陽斗「悪いようには使わないから良いでしょぉー強姦とかあるかもだし。……って、あれ…?」 喋りかけられて普通に答えた陽斗だったが、 背中に感じる違和感に、不思議そうに陽斗は背中に抱き付いてる彼を凝視した。 俺の背中に悲しそうに、そして怯えるようにしがみついている… 真白くんを。
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