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風見「………という、事なんです…!」
右京様の親衛隊と、風紀の親衛隊をどうやっていくか。
今までの経緯を話せば、真白様は眉をへにゃんと下
げた。
真白「僕も急な事だったので対処できなくて…すみません…!」
どうやら、この事を早く対処できなかった事にショックを受けているようだった。
そういうところも、謙虚なお方だな…と思っていたら、
真白様居るところに右京様あり。
右京「どした…?真白」
右京様が部屋に入ってくるなり、心配そうに真白様に駆け寄った。
今話し合いを行っているのは風紀室。
真白様に聞けば、最近は風紀室で皆の手伝いをしながら右京様の帰る時間と合わしているとの事で、
………正直、どこぞのカップルかと疑ってしまう。
真白「もー…右京さんが風紀に急に入っちゃうから…っ…!」
真白様の頭に手をのせ、心配そうに見つめる右京さま。
そんな右京様に、真白様はむーとちょっと拗ねたように言うが、
ふっと気がついて、焦ったように言葉を付け足す。
真白「僕のためなのは…嬉しい、ですけど…」
顔を赤らめて、照れる真白様。
その顔を見たら、何人がトイレにダッシュすることになるだろうか…
そう、少し思いながら…
何より、何故この二人は未だに付き合って無いのか疑問に思ってしまう。
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