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右京「こいつと隣になって、何のメリットがあるんだよ。ただもっとうるさくなるだけだろ」
僕の心の声とリンクして、
日向くんに話した人物がいました。
嫌そうな声に、グサリときましたが…
気になったのでそちらに目を向けます。
わ……
真白「これは…………また……イケメンですね…」
目を日向くんの後ろの席に移すと、
またもやイケメンさんがいました。
ダークブラウンの少しはねっ毛のある髪を無造作に整え、
それは焔のように、彼の鋭い瞳は深い赤で彩られています。
直すところがどこにも見つからないくらい…彼は完璧でした。
つい、その格好よさにぽけーっとしていた真白に気が付いて、陽斗が可笑しそうに笑った。
陽斗「格好良いでしょ。彼は夕霧右京っていうんだぁー。この学校のトップなんだよ」
ふふふっと無邪気に僕に教えてくれますけど……
…………トップ?
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