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真白「…ぃ…った……」
背中にボフンッと感触がしたから、きっとベッドの上に倒れてしまったんですね。
起き上がらないと……
そう思って真白はベッドに膝をつき、身体を支えようとする。
それなのに…
ドンっ…
と強い力で腕を掴まれ、両手を頭の上でクロスに拘束されてしまった。
……………鋭い表情をした、右京さんに。
真白「……右京……さん…？」
怖くてじっと……右京さんを伺うと、
真白「………ふぁ……んっ…」
突然の感覚。
唇に感じるとろける様な熱。
その日にもう一回体験しているせいで、
真白がそれがキスだと認識するのに時間はかからなかった。
真白「……何するんです…!」
散々甘いキスを浴びされ、一端それが止んだとき真白はキツく右京を睨む。
だけど右京は、それよりも強く此方を睨んでいた。
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