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真白「……………右京さんっ……僕……柴田真白ですっ……」
右京「……………は…?」
真白は右京から離れて頭を下げた。
真白「ごめんなさい。」
右京「…………は?何で……………お前、茅野だろ……?」
右京は状況がのみ込めない様子で真白を凝視する。
真白「………………僕、改めて自己紹介します。僕は柴田真白。………です。咲真くんと名前を交換していました。」
右京「……………お前が、………柴田…真白。」
自分の目の前にいるのが茅野咲真ではなく柴田真白だという事がようやく分かり、次には顔が強張った。
右京「…………お前、何で名前を交換なんてしたんだ。自分の名前が…………嫌いか…?」
ベッドに座って右京は真白を見る。
あり得ないとでも言うような視線に、真白は悲しそうに笑った。
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