二章 チャイルドロック

2/21
前へ
/123ページ
次へ
大きな檻がそこにはあった。 大きな部屋に大きな檻、まるで動物でも扱うかのように 実際に中に獣人がいるので、檻に間違いはないようだ 部屋の隅には監視カメラがあり、それを獣人は警戒をしていた。 壊したくても檻の外のため、壊せない 何も出来ない状態に、檻の奥に身を染めて闇の中に光る青い目が光り輝いていた。 黒川「様子はどうだね、レイ」 レイ「どうもこうもないわよmr.黒川、暴れまわって檻が壊れないか心配だったわ」 レイと呼ばれる女性はハーフの様だ 黒川「手を煩わせたね、申し訳ない、今度お礼にお茶でもどうだい?」 そう言いながらモニターに映る獣人を見ながらレイの肩に手を置いた。 レイ「そうねぇ、まずはそのイカしたフェイスを直してからじゃないとねっ」 といって黒川の怪我を鼻で笑った。 宝城「・・・酷い」 黒川「ん?」 すこし遠い後ろからモニターを見る宝城 黒川「宝城君、何をいっているんだね?先に手を出したのはあっちじゃないか」 宝城「黒川さんからじゃないですか!」 黒川「私は大人の対応としてあいつを止めようとしただけだ、モニターで見ていただろレイ」 レイ「っま、そうとも見受けられますね」 黒川「当然の報いというわけさ」
/123ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20人が本棚に入れています
本棚に追加