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駅からの通学路を、俺達は手を繋いで歩く。
そんな姿を、同じ通学路を通る、恐らく同級生と保護者達。
みんな、俺達をチラリと見ては、視線を前に戻す。
女子2人組なんかは、
横目でチラ見しながら、コソコソ話。
そんなのいつもの事なんだけどさ、
「司、ごめんね」
謝らないで欲しい。
俺が決めた事だから。
とはいえ、聖美と同じ高校に入学することになったのは偶然だった。
「気にすんなって言ってんだろ」
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