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前の席の馴れ馴れしい奴は、加藤と言うらしく、とにかく知った顔が居なかったので、朝、手を繋ぎながら通学していた俺を見て、話すきっかけになると思ったらしい。
加藤とは担任が来るまで軽く話し、入学式の為に体育館へ向かった。
校長の話は思ったより短く、
部活紹介が始まった。
俺が入る部活は決まっているので、加藤と小声で話して時間を過ごした。加藤はサッカー部らしい。
「へー、じゃ、彼女じゃないんだ?でもあれはみんな勘違いするよ。新藤も、サトミちゃんもなんか目を引くし。お前、身長でけーし、目立つわ」
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