バレンタインデー

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ミズキとティナ。 放課後。 サトウの私物化しつつある、歴史教材室。 その部屋の入口でミズキは立ち尽くしていた。 部屋の中には、100近くのチョコが集められていた。 サトウ「何してんだ、ミズキ。そこまで来たなら中入れば?」 アヤ「寒いんですから、ドア閉めて下さいよ。」 ミズキ「どうしたの、このチョコ。どっから集めて来たんだ?」 サトウ・アヤ『貰った。』 サトウ「お前は手ぶらか。楽そうでいいね。 俺ら、外出る度に掴まちゃってねー。 ポチでさえ、さっきそこでチロルチョコ貰ってたぞ。」←ただの餌付け。 ポチ「がつがつ。」黙々と、サトウが貰ったチョコを食べる。 ミズキ「いいんだよ、別に。数で競ってるわけじゃないし。 俺は1つだけ貰えればいいんだよ///」
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