それはきっと、お布団的な出逢い

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その感触を覚えてる。 俺が身を委ねていたソレからは、確かな鼓動が感じられ、 ソレからは、小さくて今にも消えてしまいそうな温かい吐息が感じられ、 そして朝。目をさませば、 ソレはいつものように、しかしいつものソレらしからぬ姿で、俺を抱き、俺に抱かれていた。
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