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「お前今まで他の男にも手料理食わせていたんだな?」
「そんなしょっちゅうじゃないですけどまぁ、偶には。」
ん…?もしかして。……まさかな。うぬぼれるわけじゃないけど。
「あの…大佐?もしかして俺が他の奴に作った料理食わせてたから急に不機嫌になったんスか?」
「他に何がある?」
即答かよ。
理由が分かって安心したハボックは、そっとロイを引き寄せてギュッと抱き込む。
「好きな人にそんな事言われたら、いくらでも誓います。一生大佐にしか作りませんって」愛おしくでもキツく抱きしめる。ロイも背中に腕を回し、コクっとうなずいた。
うわっ…大佐めちゃくちゃ可愛い。このまま…。
「ハボック」
「!はっはい!」
自分の下心が見抜かれたのかと思わずドキッとしたが。
「ミルクプリンは?コロッケもまだだな。サッサと食事を済ませて残りの書類も片付けなければな。」
「はい……」しょうがない。楽しみは家へ帰ってからの後だとプリン作りにきりかえるハボックだったー。
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