第1話

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それから少しして ピアノを引くのをやめて 窓から外を見ていると 「おい!」 え?私はびっくりして 振り向くと知らない男子。 「あっ、なんですか?」 「お前のピアノなんかいいな」 「え?」 「あ、だから、上手いなっ!」 「ありがとう!照」 「おう!それだけだから。」 「もしかして…加藤くん?」 「え?なんで?知ってんの?」 「あ、ごめんね。 さっき会話聞こえちゃって」 「あーいーよ別に。 加藤恋時よろしく!」 「よろ…」 「心ちゃんでしょ?」 「どおして知ってるの?」 「まあちょっとなっ」 「心愛だよ!よろしくね」 「おう!じゃーな!」 「またね!恋くん!」 恋くんってゆーんだ、 怖そうだけど優しそうな人。 まぁなんでもいっか。 これが私達の出逢いだった。
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