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それから少しして
ピアノを引くのをやめて
窓から外を見ていると
「おい!」
え?私はびっくりして
振り向くと知らない男子。
「あっ、なんですか?」
「お前のピアノなんかいいな」
「え?」
「あ、だから、上手いなっ!」
「ありがとう!照」
「おう!それだけだから。」
「もしかして…加藤くん?」
「え?なんで?知ってんの?」
「あ、ごめんね。
さっき会話聞こえちゃって」
「あーいーよ別に。
加藤恋時よろしく!」
「よろ…」
「心ちゃんでしょ?」
「どおして知ってるの?」
「まあちょっとなっ」
「心愛だよ!よろしくね」
「おう!じゃーな!」
「またね!恋くん!」
恋くんってゆーんだ、
怖そうだけど優しそうな人。
まぁなんでもいっか。
これが私達の出逢いだった。
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