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しばらくして玄関のチャイムが鳴り、ドアを開けると旦那が立っていた。
私は用意していた『は・か・た・の・塩!』を旦那に振り掛けた。
さて一体何だったのか!?
家に入ると旦那が「奇妙な体験をした」と話し始めた。
旦那は消防設備士。その日は某病院の消防設備を点検していた。
それは使われていない診察室内の感知器を点検する時に起きたそうだ。
その診察室は使われておらず鍵が掛かっていた。
が、その部屋に入ろうとした時、ドアにはめられたガラスに黒い影がさっと動くのが見えた!
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