志保子の動揺-2

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「志保子、ごめんね。レン君のメールは受信拒否するから」 私を慰めようとする純の優しい声が、かえって辛かった。 自分が惨めでたまらなかった。 私に対するレンの気持ちは分かっていたけれど。 それでも、こんな形で見せつけられるのは、あまりに切なかった。 .
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