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チョコちゃんは、
チョコレート色の綺麗な艶のある長い毛で覆われて、
耳としっぽの毛が少しカールしてて…
可愛かったんだ。
すっごく。
僕はひと目で恋に墜ちた。
その時に解ったんだ。
僕はチョコちゃんと同じなんだって。
チョコちゃんは僕のゲージの隣の、
同じゲージに入ったままで、
チョコちゃんが出てるときには僕がゲージの中に入れられて…
姿は見えるけど、
なかなか触れ合わせてはくれなかった。
しばらくして、
予防接種が全部終わったよ?
って、
チョコちゃんを僕の前に座らせてくれたとき、
どきどきして、
じっと見つめてしまったんだ。
女の子にどうやって接していいのか、
解らなかったから。
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