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チョコちゃんは小さくて、
すぐに僕の鼻先に自分の鼻先を付けて、
クウーン…
って鳴いた。
僕はもう…
ハートを鷲掴みされてしまって、
なにも返せなかったんだ。
あのとき、チャコちゃんは、
よろしくね?
って言ってくれたのに、
僕はドキドキしてなにも言えなかったなんて…
男としてどうなの?
そして…
チャコちゃんが一歳になったとき。
チャコちゃんと僕のゲージが繋がれたんだ。
チャコちゃんのおうちに僕が入ってもいいって!
チャコちゃんは僕に寄り添うように眠ってくれて…
幸せだったな…
お散歩にはお母さんと雅ちゃんと二人で行ってくれた。
雅ちゃんの手をお母さんが握って、
リードをもう片方の手で持って。
楽しかった。
楽しみだった。
みんなでお散歩に行くのが。
そしてね…
さらにね…
幸せなことが起きたんだ!
なんと!
チョコちゃんに赤ちゃんが産まれた!
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