time3

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ピピピピ… 「………ぅ…ん…」 携帯のアラームの音で目が覚めてぼやぁと見える見慣れた天井が視界に入る。 毎朝思うこと。 もう朝かぁ…。 二度寝も出来ない時間帯なのでのそりと起き上がって軽い朝食を食べ、顔を洗って歯磨きして…毎朝恒例の行事を短時間で行う。 ――玄関を開ければあらまびっくり。 「…………」 「おはよー」 「……………?」 「ちょちょちょ…!!閉めないで!?愁です!一緒に行こうかなと来たんですけど!」 あまりに愁が当然のようにそこにいたことが目の錯覚かと思って扉を閉めようとしたら隙間からガッ!と手で押さえられた。 「あぁ……おはよう」 「眠たそうだな…これから電車に乗るんだからシャキッとしろよ?まぁオレが支えてやるけど」 「よろしくお願いします」 笑顔を向けると愁はそっぽを向いてしまった。 「朝からいいもんみたわ…」 「…毎朝それ言ってるよね…」 何のことだろうか…? .
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