time2

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僕も午後は一人暮らしの家でのんびりしてようかと思っていたから愁の提案に賛成した。 家に帰らずそのまま出掛けたのは取り敢えずの小さなカフェ店。 これは愁が僕に気遣っての事だというのはすぐに分かった。 いつも感謝してもしきれないよ。本当…。 「おー、イチゴ入ってるんだってー。オレこれにしよっかなぁ」 「へぇ…、じゃあ僕はキャラメルの。イチゴちょっと頂戴?」 「あーんさせてくれたらいいぜ」 「うん…?」 ニシシっと少し変態くさい笑顔で笑っている愁を不思議に思いつつ頼んだ飲み物がくるまで待つ。 「希聡って色白いよなー、高校時代でも皆と同じように外でやる行事とかあったのに全然日焼けしないんだもん。細いし、ちゃんと食ってるか?」 「あんまり日に焼けないというか…。食べてるよ?」 「そうかぁ?たくさん食べないと成長しないぞ」 「もっ、もう成長期過ぎたもん!!」 ――今しがたきたキャラメルオレをズズッと飲む。 成長期に止まってしまった身長のおかげで僕は実年齢よりも少し幼く見えてしまうみたいだ。 .
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