病める時も健やかなる時も

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病める時も健やかなる時も

病めるときも健やかなる時もと神様の前で誓った。 幸せはここにあるんだと大きく強固なものに作り上げていくんだと希望に満ちていた。 外では完璧を演じ家では外を理由に横柄な態度。 私を周りを悪役にして自分の素晴らしさをアピールする。 そんなことを知らない私は周りからのお咎めでそれを知った。 それでも彼の仕事が円滑に回るならと下唇を噛み締めた。 酒に酔う。 呑んでも呑まれるなでもたまのことでそれが明日への活力になるならばと思った。 でも違った。 トイレを汚し、夜中に亭主への出迎えがないと叩き起こされ、行為の強要、服を剥ぎ取られ奉仕させられ、腹にぶちまけられて、日頃の行い、尊敬が足りない、育ちが悪いと罵られ土下座させられる。 それを見て笑う彼を私は無関心な心で見つめていた。 感情が思考が停止していく。 ご機嫌を取るためだけのロボットのように息をする。 日々なにかに怯え、日々なにかに耐えていた。 解放には時間がかかった。 私には彼との時間が残っている。 でも彼は跡形もなく消した。 それでも神様は病めるときも健やかなる時もと私に問いかけますか?
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