第1話

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「さて、練習と行きますかね」 「すまんな。練習に付き合ってもらって」 俺と咲夜は校庭に出てきた。メールで白銀と校庭で待ち合わせをしたのだ。 「良いって良いって、にしても可愛い子だね。こりゃ雫は嫉妬するな」 ん、最後の方何て言ったんだ?良く聞こえなかったのだが…… しかしだ。咲夜が可愛いと言うのは分かる。姉の夜宵を見ているが美しかったからな。此処まで美人な姉妹そういないだろうな 「じゃあ、早速かかってきなよ」 「よし、BSを始動、転送準備完了。展開を開始する」 BSは俺の足や腕に転送され装備される。装備箇所は腕、肩、腰、足だ。背中には翼の用なものが着いていて、それで飛行も可能だ。 俺の期待は基本的に白が特徴だ。名を白(ハク)と言う 「防御魔法【プロテクト】準備」 咲夜は術式を開始する。どうやら魔法使いのようだ。 ……3……… 試合開始3秒前 ……2……… 2秒前 ……1……… 開始! 試合開始のアラームと同時に俺は先制で攻撃を仕掛ける。 「良いよ。実に良い滑り出しだ。」 「行くぞ!」 BSには通常武器、個人武器の2種類がある。 通常武器は剣やナイフ、バルカン砲やガトリングといった。どのような期待にも着いている武器である。 かえって個人武器とは個人が個人の特性に合わせて搭載する武器である。勿論俺の期待にも搭載されている。2種類ほど ガガガガガガ!! 白銀に向かってバルカン砲を放つ 「様子見って所だね。防御魔法【プロテクト】」 キンキンキン!! 俺が放ったバルカン砲は一発も白銀には通らず、全て目の前で弾かれる。 相変わらず魔法発動のスピードが速い そもそも、魔法は発動まである程度の準備が必要の為、ラグが出来てしまう筈なのだが、白銀はそれが不要なのだ。元に試合前に咲夜は防御魔法【プロテクト】の準備をしていた。が白銀は造作もなく発動させた。
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