第1話

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青い空にゆっくりと雲が流れている。何もかもがどーでも良くなるくらい心地良い風が吹いている。 現在2669年、人類は二つに割れている。 人類が割れたのは3年ほど前、2666年の事である。 人類は科学を駆使しありとあらゆるものを創造していった。人体転送システム通称テレポーター、乗組形スペースマシン通称ARN、テレポーターは文字のまんまである。人を遠くの場所に瞬時に転送するシステムだ。だが、運べるのは人だけで衣類は無理らしい。改良は現在も進んでいるようだ。そして、スペースマシンARN、こいつが原因で人類は割れてしまった。 ARNは宇宙の無重力空間でも自由に動きまわれる用に改良した。宇宙服見たいなものだ。 こいつは宇宙の秘密を解くのに多きな役割をすると期待されていた。まぁでも、人類を破滅させかねるものに変わってしまったがな。 日本はARN改良し人類兵器を作ってしまった。転送装備形戦闘マシン通称時雨、政府が海外から多額の資金提供によって作り出した物だ。政府はそれを情報操作によって国民には伏せていた。 だが、ある日それが外に漏れてしまった。勿論、日本国民は猛反発した。テロやデモなんて何回してたか分からない。 そんな国民に政府は転送装備形戦闘マシン、時雨によって攻撃を仕掛けた。 国民は東北に追いやられ喜多方から横に一線するように多きな門を設けて政府進行思うように進まなくなった。勿論これだけで進行が進まなくなったのではない。今となっては国民の戦力の要となっている。「魔法」だ。本来科学ではあり得ないとされていた魔法がそこにはあったのだ。火を産み出し、水を操り、中には天気を操る者もいた。 魔法を相手に時雨と政府は足を止めて、魔法に打ち勝つ方法を練っているらしい。現在、政府側に6万5000人の人員がおり、対して此方の非政府側は2万3000と相手の半分もいない人員で進行を妨げている。 そこで、非政府側は子供を育成し戦力になるように教授し始めた。俺もその中の一人だ。 科学魔法学校、通称K・M学校 ・ ・ 誰だ、科学魔法学校、通称K・M なんてベタベタの通称をつけたやつは…… まぁ、そんなことで今は月曜日で午前8:00である。俺はベタベタネーミングの科学魔法学校に向かっている途中だ
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