第1話

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それに比べて乗組形は全身を硬い装甲で守ることが出来るが、急に呼び出させず、誤差動が起きたときに脱出が困難であることがあまり生産されてない。あるとしたら偵察機位だ。 「お前の場合は魔法主体だろ? そもそも機械に興味が無いんじゃないか?」 「まぁ、そうだねー。逆に機械を使うと動きが鈍って何時もの力が半減するだろうね」 魔法とは力学的にも物理学的にもあり得ない物である。故に学者は研究をしようとしていたが再び割れた人類が戻るまでは研究をしない事を条約で結んでいる。 その上魔法は発動させる条件があり、エネルギー変換が出来る能力なければならない。 研ぎ澄まされた集中力と身体能力、そして魔法に着いての常識を覚えることだ。 魔法の常識とは主に術式である。これを覚えれば覚えるほど魔法が使える範囲が広がる。ただ、条件の殆どは才能である。研ぎ澄まされた集中力、ZONEとも言われている。これを意識1つで発動させるのは至難の技である。そもそも一つ目にエネルギー変換が出来なければならないと言うのが努力ではどうにもならん。 「はぁー、俺もそのセリフ言ってみてーよ」 正直羨ましいと思う。才能と努力だけで途方もなく強くなれるのだから等と考えていると校庭の方から爆発音が鳴り響く 「なんだなんだ?」 校庭の方を覗くと…… 「わちゃー、BS爆発してるねー。何かを間違えたね。うーん、あの様子だとエンジンの方かな?」 遠視の魔法を使ったな。 遠視の魔法とは読んで文字の如く、遠くにあるもを見る能力だ。日常生活で此処まで自由に魔法を使えるのは何処を探してもこいつだけだろうな。 「ありゃ瀬戸っちだね」 彼奴か、ドジだもんな。 そんな事を考えていると携帯の着信音が鳴る。HRの時に鳴っていたら取り上げられていたな。次からは気を付けよう。 携帯を見ていると… 「なーにー?僕にも見せてよ」 と言って白銀も横から画面を見る。 「科学魔法学校で実技試験として模擬試合を行う。試合は必ず2ペア、BS、魔法使い両方の参加を認める。 おほー、凄いねこれ、ねぇねぇ、僕たちも一緒に出ようよ!」 ……まだ、広告にはある一言が書いてあった。 「ただし、白銀拓哉を除く」 …………だろうな こいつ一人で何百人分の戦力かわからんし、てかこいつ一人で全試合に勝てるぞ。 「贔屓だー」 白銀がブスーと頬を広げて怒っている。恨むなら才能を恨め。超天災
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