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彼の背中は、小さくて
負けた彼になぜか申し訳なくて
でも其の一言が
とっても印象的だった
ー 僕は、通りすがりの ー
ー ヒーローだ !! ー
ふと振り返って、不敵に笑った表情が忘れられない。
そう言って走り出す少年が
頼りないけど誇らしい
なぜかその少年に逢えたことが
とても嬉しくって
そのとき涙が、
出たんだよね......
理性で泣いたのは初めてだった。
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