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「何みてんだよ?」
可笑しなヤツだと、奇異な瞳を送る人物がふた り。
ニヤリと笑った一人がスカートを引っ張った。
「!?...やめて下さ..い」
いくら、変わった子でも羞恥心は、あったと見せかけて。
本当のところは、汚ない手でワンピースを触って欲しくなかった。
新しくは、なかったけど。
母から、貰った大切なものだった。
それでも引っ張る彼らに。
ただ、殺意が募っていった。
どんなセクハラ児童だよ?
親にそそのかされたの?
女はちょっと強引なくらいが調度いいと...?
その歳で....?
わたしの妄想談にしかすぎないが。
この出来事を思い出すたびに、
自分にだけに同情してしまうことは...今後やめようと思っては、いるけど。
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