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淡い、水色の髪を揺らしながら、佐奈は台所に戻った。
お言葉に甘えて俺はシャワーを浴びる事にした。
良い妹を持つと幸せだな。
ちょっと口数が少ないのに加え、大人しい口調の佐奈は俺の１つ下の義理の妹。
今はマンションで２人暮らし中。
両親はいないため、俺は一家（と言っても養っているのは妹のみ）の大黒柱。
と同時に学生。
そして今日から高校２年生である。
佐奈も同じ高校なのだが、そこは普通とは無縁の場所。
それは後々わかるから省くとして、汗を流した俺は、制服に身を包み、佐奈のもとに向かった。
味噌汁、目玉焼き、サラダ、トマト。
朝から調子が出そうな食事なのだが、俺は１つだけ文句を言う。
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