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「トマト嫌いなんだ」
隣にいた涼華がニヤニヤしながらこっちを見てきた。
嫌らしい顔してんなぁ……絶対なにか企んでるだろ。
「それがなにか?」
「いや、別に」
あーこれ明日トマト持ってくる気だわ。
マジで釘刺しておかないと胃液を吐き出す可能性がある。
「明日トマト持ってこようとかって企んでたらミミズ投げつけるから」
「ど、どうしてここでミミズが出てくるのよ!」
「目には目を的な?」
「だからどうして私がミミズ苦手なの知ってるのよ!?」
「いや、だってミミズ事件が起きた時、俺と遊んでたろ?」
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