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第3話~友の記憶~
友の記憶、友の記憶ねー…
思い出そうとすると頭が痛くなる。
なぜだろ。考えたくなかった。
とは言え
これを乗り越えなければ記憶が取り戻せない。
痛ッ!
ふとあのフラッシュバック。
そいつは独りぼっちだった。
ポツン…と座っていた。
あれは僕!?そんな、僕には友達がいないのか?
頭の痛みが治まる
恋音「なるほど、友の記憶は友のいないものには考えるだけで取り戻せるわけだ。友の記憶なんてないんだから」
「フッ」、鼻で笑い。
一人呟き悲しくなった。
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