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第三話アフタルアーでのはじめての街
恋音「はぁ…サ~マまだ着かないのかよ~」
僕は、ため息混じりに空を見上げサマに喋りかけた。
サマ「うっさいな!さっきから何回同じことをきくんだよ!」
サマは怒りながらも答えてくれた。
サマ「ほら、何だかんだいってたら、ついたぞ」
そこはまるでゲームでよくある最初の街みたいなところだ。
場所まではわからない。
まぁ当たり前か、ここの事は全然知らないんだし、
ほんとでもここはモンスターもいないみたいだ。
これこそが平和と言うのだろうか。
恋音「…所で僕は、これから何をすれば良いのだ?」
僕は、ふてぶてしく言ってみた
サマ「恋音はこれから大事な物を見つけてもらう。その為の下準備と言ったところだ」
大事なもの?
恋音「大事なもの?それはサマのか?」
サマ「恋音のだ。お前、何か覚えてることはあるか?」
サマは不意に問いかける。
そんなもの当たり前に覚えてい、る?
思い出せない。
何も何もかも、、、自分の名前以外。
家族のことも友達のこともすべて。
サマ「その顔じゃ何も覚えていないんだな。お前の大事なものは(記憶)だ」
恋音「き、おく?」
戸惑いながら僕は、聞き返す。
サマ「そうだ。お前はこれからいろんな人とふれあい、争い、助け合い、してくだろう。その中で記憶を取り戻してくのだ」
…………僕は、数分間頭の中が真っ白になった。
それから僕は頭の中を整理し、これからサマとしていくことを頭で確認した。
1.僕の記憶を取り戻すこと。
2.どうして僕がここにきたのか。
少なくともこれらの事は知っておきたい。
さぁここ何処かも知らない場所で旅の用意をした。
ここにはもう用がないようだ。
こことはおさらばだ、
これから始まる記憶を取り戻す旅。
僕は無事に取り戻せることができるのか?
そして僕はこの夢か現実かも分からない
世界から帰れるのか。
恋音「・・・さい先不安だー!!」
と叫び僕の本格的な旅が始まった。、
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