1人が本棚に入れています
本棚に追加
第四話~ふれあい~
あの場所から歩き出し丸一日。
何にもない誰とも出会わない。
平凡な道を歩いていた、
恋音「はぁ…誰とも出会わないな、」
サマ「そんなに急いでも記憶が戻る訳じゃない。落ち着け。」
そんなこんなで僕はひたすら歩いた。
また一日が終わりそうだ…
するとどこかで悲鳴が聞こえた。
「助けてーいゃこないで!」
考えるより、体が先に動いた
ッタッタッタッタッ
恋音「その子を放せ!」
僕は叫んだ。
?「アァ?誰だお前?」
当然ながら怒ってる…
それでも僕は不思議と勇気がでた。
恋音「お前見たいな奴に名前を教える必要はない!!」
?「はー?なめてんのか!てめぇ!」
そいつは娘をほっぽいて怒り混じりに
僕の方へ向かってきた。
恋音「なめてんのはお前だぁ!」
あれ?力がみなぎってくる。
僕はそいつを思いっきり殴った
バコーン…!!
静かな夜に響いた。
僕はすぐに娘の場所に駆け寄った。
恋音「だ、大丈夫ですか!?」
娘「大丈夫です。あの助けてくれてありがとうございます!」
娘はお礼を言う。
恋音「お礼なんかいいですよ!当然のことをしたまでですから!」
とニコッと笑いながらいい。
直ぐ様に問いかける
「ところでこんな夜遅く何をしてたんですか?」
娘「私は…」
返答に困った用で下を向いてしまった。
僕は焦って
恋音「む、無理に話さなくてもいいですよ。せ、せめて送ってくよ!!また、襲われでもしたら大変だし、ね?」
娘「はい。ありがとうございます」
娘は笑顔に戻った。
娘の家は森の中らしくあーいう奴がたまに出るそうだ。
僕は無事に送り届けまたサマの後ろをついて行こうとしたら
頭が急にいたくなった。ズキーン…目眩も出てきた。
な、何かが頭の中をフラッシュバックしている。
女の子?、と僕!?一緒に話している?一緒に帰っているのか?
誰なんだ、君は誰なんだ!!
結局分からぬままそれは終わってしまった。
悔しかった、それでも僕は一つだけ理解した。特定の事をやれば記憶が戻るかもしれない。
…まぁそれだけでは戻る気はしないけど
恋音「サマ…ありがとうな。」
サマ「な、なんだ急に気持ち悪いな」
僕はそれでも気にしなかった。
大声で笑いながらまたサマの後ろを着いていく。
最初のコメントを投稿しよう!