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第1話「名護よさらば」
…い………ください………お……ださい……
(何だ…?どこからともなく声が聴こえる…)
渡「起きてください、名護さん」
名護さん「ワーッ!!」
渡「朝から元気がいいですね」
名護さん「起き抜けに耳元でウィスパーボイス喰らえば誰でもこうなる!…一体何の用だ?劇場版の撮影はもう終わったはずだ。それともまだゲスト出演の予定があるのか?」
渡「いえ、ありません」
名護さん「…」
渡「そうしょげないでください。今日は名護さんが久々に活動的になれるような話を持ってきたんです」
名護さん「いや、俺は二度寝をさせてもらう」
渡「今ならまだドッガフィーバーで許してあげますから聞いてください」
名護さん「主人公が使っていい脅し文句じゃないぞ!?」
渡「門矢士(もやし)さんは生身でルシファーズハンマーに耐えたじゃないですか」
名護さん「彼は100㌧パンチ連打も物ともしないすでに究極を越えた生命体だろう。一緒にするのはやめなさい」
渡「それに耐えられたらお仕置きの意味ないじゃないですか」
名護さん「そんなこと言うから平成ライダーは認めんとか言われるんだ!」
渡「言っときますが、昭和ライダーのほうが残酷ですよ」
名護さん「真さん的な意味でか」
渡「彼は平成です…話が進まないので強引に行きますよ。名護さんは『ナゴサンクエスト』を覚えていますか」
名護さん「まぁ、多少は…」
渡「嫌そうな顔をしているところを見ると記憶は健在のようですね。今回はあれを再びやろうということで」
名護さん「ファッ!?????」
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