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洋介の実家『Bouquet』は純ノ介さん一人がケーキを焼いている。
洋子さんは販売を担当している、洋介は厨房も販売も手伝っている。
本当に家業だよね。
「あ、私もパティシエになる」
「はぁ?」
「だって、洋介と一緒にケーキ作れたらいいじゃん」
そう、そんな軽い気持ちだった。
「みのりは自分で作って自分で食べるんだろ?」
「ち、違うもん」
それも有かも・・・・・。
「ま、みのりなら美味しいもんが作れそうだよな」
遠まわしにワタシを食いしん坊あつかいするんだから。
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